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車では行けない秘湯。湯沢町の宿 赤湯温泉 山口館

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苗場山登山 Mt.NAEBA


苗場山
平成28年 10/25 小松原コース途中より
 
平成29年 2/28 神楽峰より
平成25年 8/21 ナラズ頭より
 
 平成29年 10/15 苗場山頂から、朝日
苗場山は越後第一の高山なり。登り二里といふ。絶頂に天然の苗代あり、依て昔より山の名に呼なりーーという書き出しで始まる北越雪譜の中の苗場山の章。昔から地元民に親しまれ、農作の盛んな越後魚沼では信仰の対象とされてきた山です。季節により、また眺める方向により様々に表情を変える、上信越の名山です。


昌次新道

右端/富澤元吉氏 右二番目/山口昌次 

昌次新道は赤湯から苗場山へ向かう道として最も利用されている登山道です。全行程で四時間から五時間とご説明しております。
起伏が多く長い山道ですが、その長い行程の中では手つかずの自然(ブナ、トチ、桂等の大木のそびえる原生林)、季節の草花や鳥のさえずりを観賞しながら歩く楽しみがあります。
そして辿り着いた先、苗場山頂に広がる高層湿原。初めて登られる方はきっと、2000mを越す頂の上になぜ、と驚かれるのではないでしょうか。

木道整備のされた和田小屋からの祓川道とは違い、木の根の張り出した細い登山道です。水分はしっかり準備して向かって下さい。水は赤湯で補給できます(無料)

昌次新道は地元二居集落の富澤元吉さんという方主導の下開かれたそうです。元吉さんは山口昌次の猟の親方であったそうで、この山系の地理に明るく赤湯でも”モトキチジィさん”と親しまれていた方でした。
赤湯を基点に開削を進め、完成に至ったのは昭和六年(1931年)。奇しくも満州事変の起こった年でもあります。その後元吉さんから名付けの承諾を受け昌次新道と名付けられたとの事です。

 平成25年 6/3 シラビソ廊下から
平成28年 5/23 同上

苗場山頂から赤湯への下りは、六月上旬〜半ばまで残雪の為非常に危険になります。昌次新道から山頂台地取付きの斜面上部の雪庇が遅くまで残る為です。雪の影響は年により大きく異なりますので、電話で予約の際にお問い合わせ下さい。

平成25年 6/3 七合目フクベの平
 

大木、若木様々な美しいブナの原生林が広がります。赤湯からここまでは深い森の中を歩き、ここから先木の根が張り出した尾根筋に出ます。


赤倉山 残雪期登山の楽しみ

平成29年 5/21 赤倉山山頂から苗場山頂方向


春、赤湯側から苗場山頂を目指す場合は赤倉山廻りをお勧めします。雪の状況は年によって変わりますが、昌次新道は山頂直下で残雪に阻まれとても危険になる為です。
体力のある方でも往復で丸一日かかるハードな行程ですが、晴れれば景色は最高です!

注意するポイントは下苗場・山頂台地のシラビソの深い森。視界は全く利かず夏道も当然雪の下ですので、とても迷い易くなっております。しっかりした装備(地図コンパス、基本的な雪山登山の装備)は当然の事、けして無理はなさらないで下さい。向かう際は小屋の者に一声お願いします。

同日赤倉山廻り 鞍部
 

赤倉山はシャクナゲの綺麗な場所も。写真は当り年の2016年春。

平成28年 5/14

 
お勧めの季節は春と秋・晩秋。山の木々が葉を落とすと視界が一気に開け、空気が冷たく澄んで遠くまで見渡せる為です。
笹刈り、登山道整備赤倉山廻りは例年七月下旬までをめどに行っております。詳細は電話にてお問い合わせ下さい。

平成28年 10/24 赤倉山ヤシャ平


同日 山頂稜線龍の峰付近









店舗写真

information店舗情報

赤湯温泉 山口館
新潟県南魚沼郡湯沢町 苗場山5合目
※現地に電話はありません
【連絡及び問い合わせ先】
〒949-6681
新潟県南魚沼市余川3383
TEL.025-772-4125
FAX.025-772-4125
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